| 新卒の就職支援、手厚く 厚労省、月内めど職業訓練 月10万円を補助 |
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日経新聞 2010年3月9日 今春の新規卒業学生の就職環境が深刻化している事態を受け、国や地方自治体が相次いで就職支援策を打ち出す。厚生労働省は3月末をめどに、就職できなかった新卒者向けの職業訓練事業を新たに始める。訓練期間中は生活費も補助する。各自治体は高校生の就職支援策を拡充。地元の中小企業に派遣したり、臨時職員として採用したりする動きが目立つ。厳しい雇用情勢が続くなか、無職の若者が増えないように対策を急ぐ。 金融危機後の景気低迷を背景に、学生の就職活動は厳しい状況が続いている。失業率は改善したものの、企業の採用意欲は依然弱く、学生の就職環境には明るい兆しが見えない。 今春卒業予定の大学生の就職内定率は昨年12月1日時点で73.1%と過去最低。高校生も昨年末時点で74.8%にとどまっている。 厚労省は新卒者向けの職業訓練コースを初めて設置する。無料で受けられ、社会人の心構えや就職に必要な基礎力について学べる。期間は6ヵ月間。民間事業者が請け負い全国で実施する予定だ。 訓練では、例えば名刺の受け渡し方や電話の受け答えなど、社会人としての基礎力を身につける。訓練を受講するには、ハローワークで専門家に相談し、訓練のあっせんを受ける必要がある。 |