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就活解禁繰り下げでも「学業専念」1割どまり

(日経新聞 2014年12月8日)
 
 学業を優先するため就職活動の解禁時期を繰り下げたのに、実際に学業に「専念」する大学生は1割――。間もなく就活が本格化する大学3年生に繰り下げの効果を尋ねた調査で、こんな結果が出た。
 多くの学生が既に就活の準備を始めており、繰り下げの趣旨と学生の意識のギャップが浮き彫りになったと言えそうだ。
 調査は11月上旬に人材サービス会社アイデムがインターネットで実施し、全国の大学3年生ら445人が回答した。
 繰り下げで学業に専念できるかを尋ねたところ、「そう思う」と答えた学生は13.9%にとどまった。一方、「そう思わない」は50.3%で、「開始時期と学業への専念は関係ない」(22.5%)を合わせると7割を超える学生が繰り下げの目的に疑問を示した形だ。
 繰り下げは、学業への十分な時間を確保するため、経団連が会社説明会の開始を3年生の12月から3月にすることなどを会員企業に求めた。
 学生に11月1日時点の活動状況を尋ねると、情報収集や自己分析などの「準備」を始めているとの答えは75.5%と昨年(60.7%)を上回った。逆に「まだ何も始めていない」は18.2%と昨年に比べ半減した。人手不足のため企業がインターンシップ(就業体験)などを通じて人材の囲い込みを活発化させている背景がある。
 
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