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「上司は残業を評価」 労働時間長い人ほど意識

(日経新聞 2014年1月11日)
 
労働時間が長い人ほど、自らの残業を上司が評価していると考える割合が高い――。内閣府が実施したワークライフバランスに関する意識調査でこんな傾向が分かった。
 調査は2013年9月に実施。20~50代の正社員の男女計2537人が答えた。
上司が残業をどう考えていると思うかを複数回答で尋ねた質問では、「頑張っている」と肯定的に評価されていると答えた割合は、1日12時間以上働いている人で53%に上った。12時間未満では48%、10時間未満では38%だった。労働時間が長い人ほど「責任感が強い人」「仕事ができる人」と評価されていると思う割合も高かった。
逆に「仕事が遅い」と否定的に受け止められていると考える割合は、10時間未満で37%と高かったのに対し、12時間以上は26%にとどまった。
 別の質問で企業に、残業や休日出勤をせず、時間内に仕事を終えて帰宅することをどう人事評価しているか尋ねたところ、約千社のうち74%がプラスにもマイナスにも考慮していないと答えた。
 多くの企業は残業の長短を評価の対象にはしておらず、内閣府は「上司が評価していると思うと残業時間が長くなる傾向がある。管理職などが率先して、時間内で仕事を終えて帰りやすい職場の雰囲気をつくることが必要だ」としている。
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