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会社選び覚悟の延長戦 内定率上昇でも・・・なお15万人、就活中

(日経新聞 2013年11月16日)
 
15日公表された来春卒業予定の大学生の就職内定率は、10月1日時点で64.3%と3年連続で上昇した。アベノミクス効果で出足は好調だが、まだ内定を得ていない約15万7000人の学生は就職活動を続けている。「自分に合った会社はあるのか」。卒業まで残り約4カ月。焦りが出始める中、学生らは適性に合った企業を選ぽうと必死で、大学も支援に力を入れている。
 15日、東京都新宿区で開いた合同就職面接会。学生ら約1200人が訪れ、中小企業143社が設けたブースでの面接は熱がこもった。
 帝京大4年の男子学生(22)は昨年10月から110社にエントリーシートを出したが内定はゼロ。「この時期だからぜいたくはいえないが、長く働ける会社を見つけたい」と話し、懸命にメモを取っていた。私立大4年の女子(22)は「小さい職場だと大手以上に自分に合う会社か見極める必要がある。インターネットや他人の話に頼らず、担当者を質問攻めにしたい」と意気込んでいた。
 面接会を主催した東京新卒応援ハローワークの水野治統括職業指導官は「学生と企業の『ミスマッチ』を生まないために、学生自身が気付いていない可能性を引き出し、適切な企業を紹介したい」と話した。
 大手企業は内定を出し終えたところが多く、就活を続ける学生は中小企業に目を向けるため、大学も企業選びの支援に力を入れる。
 「どんなに仕事が好きでも職場の人間関係が悪いと続きません」。今月、4年生向けに3日間の就職活動支援講座を開いた立教大。男性講師が自らの転職経験を話すと、スーツ姿の25人が熱心にノートを取った。
 法学部4年の男子(25)は公務員志望だったが採用が決まらず、今月から民間企業に方向転換した。「求人があるのは知らない会社ばかり。残業時間が長いと(労働条件
が悪い)ブラック企業ではと心配になる」と語った。
 社会学部4年の女子(22)は約40社の採用試験を受け、地元の愛知県の広告会社から内定を得たが、「志望業種ではなく、仕事にやりがいが持てるか不安」で就活を継中。先輩から「入れる企業ではなく、入りたい企業に就職する方がいい」との助言を受け、年内は就活を続けるつもりだ。
 
●内定獲得後も活動 九州・沖縄、内定率51%
 
九州・沖縄の大学生の就職内定率は51・7%で、前年同期比3・2ポイント減だった。全国的に内定率が上昇する中で、九州・沖縄は依然として厳しい就職環境が続いているようにみえるが、調査を行った文部科学省は「実際は改善傾向にあるようだ」との見解を示した。
 同省が調査に協力した九州・沖縄の8大学に聞き取りをしたところ、いずれも「実態は改善している」と回答。
 内定獲得後も納得がいくまで就活を続ける学生が多く、同省は「そうした学生が『滑り止め』の内定を大学側に報告しなかったことが内定率低下につながったのでは」とみている。
 九州共立大(北九州市)の10月末までの内定率は5・3ポイント増。福岡県北部の私立大も10月末までの内定率が約8ポイント上昇した。
 この私立大のキャリア支援課は「今後もっと上がる」と予想。その理由について「できるだけ志望を満たせる企業に入ろうと、内定後・も粘り強く活動する学生が目立つ。内定報告は秋以降に増えてくる」と話す。
 6~8月に証券会社など4社から内定を受けた福岡大4年の男子(22)は10月末まで就活を継続。最後に内定を得た通信関連会社への入社を決めた。「やりがいなどで妥協したくなかった」と語り、これから大学に初めて内定報告をするという。
 
         
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