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看護師の夜勤 長時間化進む 「2交代制」で8時間超29%

(日経新聞 2013年11月12日)

 病院や診療所で働く看護師の長時間勤務が深刻だ。看護職員らが加入する労働者団体の実態調査によると、8時間超の夜勤を伴う「2交代制」を採用する病棟は29・4%に達した。このうち約6割では16時間以上の勤務が行われていた。団体側は「過度の長時間勤務は医療事故やミスを招きかねず、労働条件の改善が必要だ」と訴えている。
 日本医療労働組合連合会(医労連)が、傘下の労組を通じて今年6月の勤務実績を調査し、11日に発表した。24時間交代制の447病院・診療所で働く約18万5千人から回答を得た。
 勤務時間が8時間超になる「2交代制」をとる病棟の割合は前年比1.4ポイント増。2年運続で上昇し、比較可能な1999年以降で最高となった。一方で、勤務時間が8時間以内に収まる「3交代制」の病棟は減少。医労連は「医療機器の高度化や重症患者の増加で職員が不足し、1人当たりの労働時間が長くなっている」と分析する。
 2交代制で働く看護師のーカ月当たりの夜勤は平均4.1回で、前年より0.09回増加。夜間も救急患者を受け入れる集中治療室(ICU)では月13回というケースもあった。最多は月14回だった。
 勤務明けから次の勤務に入るまでの間隔は「8時間未満」との回答が55.8%に上り、十分に休息しないまま、次の勤務に入ることが常態化している実態もうかがえる。
 厚生労働省は2011年6月、看護職員の負担を軽くし、職員の離職を減らすため「交代制の運用の工夫」や「十分な勤務間隔の確保」などを求める通知を都道府県を通じて医療機関に出したが、「必要があれば、夜勤を含む看護職員の負担軽減策を引き続き検討したい」(同省保険局)としている。
 
        
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