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求人倍率改善0.85倍 1月リーマン前水準に迫る 失業率も4.2%に低下

(日経新聞 2013年3月1日)
 
 雇用情勢に改善の動きが出てきた。厚生労働省が1日発表した1月の有効求人倍率(季節調整値)は0.85倍となり、前月比0.02ポイント上昇した。改善は3カ月連続で米リーマン・ショック前の2008年8月(0.86倍)以来の水準。総務省が同日発表した1月の完全失業率(季節調整値)も前月比0.1ポイント低い4.2%となり、3カ月ぶりに改善した。
 総務省が今回初めて集計した非農林業の有期雇用者数は1410万人で、全体の4分の1を占めた。
 円安・株高で景況感が持ち直し、求人が増えた。厚労省は雇用情勢の基調判断を「緩やかに持ち直している」とし、8カ月ぶりに引き上げた。前月は「持ち直しの動きが弱まっている」だった。
 1月の新規求人は前年同月比9.4%増えた。宿泊・飲食サービス業(14.2%増)、教育・学習支援業(13.7%増)など女性が多く働く業種で増えた。東日本大震災からの復興需要などで建設業も14.3%増加した。製造業は7.0%減だった。
 完全失業率(季節調整値)は女性が3.8%となり、前月比0.2ポイント改善した。特に45~54歳の女性の改善が目立つ。女性の就業者の増加数は30万人と男性(5万人)を上回った。男性の失業率は4.6%と前月比0.1ポイント悪化した。
 就業者数は宿泊・飲食サービス業と教育・学習支援業がそれぞれ13万人増、医療・福祉業は5万人増だった。製造業は1万人減と減少が続いた。
 
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