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【東京トヨペット】 役職定年後も営業最前線 実験店舗、豊富な経験期待

(日経産業新聞 2013年2月21日)
 
自動車販売大手の東京トヨペットが55歳の役職定年を迎えた人材に、営業現場の最前線で再び働いてもらう仕組みを整備しようとしている。その実験店舗が東京都足立区で2012年9月に開業したレクサスの認定中古車店「レクサスCPO足立」だ。ここで働く8人のうち、3人が役職定年後に復帰したシニア。ベテランの千恵と力で、新店舗での顧客づくりに奮闘している。
 東京トヨペットでは多くの社員が役職定年後も60歳まで働き、65歳までの再雇用制度を利用しているが、仕事内容は事務やサポート業務が中心だった。販売現場は接客や車の出し入れ、訪問営業と「体力勝負」の面があり、現場にとどまるのはわずかだった。
 ただ、年齢や体力面の難しさはあっても、この世代には経験が豊富で仕事に誇りを持つ社員が多い。しかも今後はベテラン世代がいっそう増える。「もう一度現場で活躍できる仕組みをつくれないか」。数年前から議論を重ね、11年にレクサスCPO足立のプロジェクトが始まった。
 同店には体力面の課題を克服しやすくする仕掛けがある。レクサスは顧客来店型のブランドで訪問営業は少ない。加えて同業態の店と比べて面積は約5分の1。展示場内移動の際の体力負担を軽減できる。
 またレクサスの顧客は、年齢層、収入ともに東京トヨペット全社平均より高い。落ち着いた接客を好む顧客が多いという点も、シニアの活躍場所として最適だった。
 同社ではこれからレクサスCPO足立の成果や課題を抽出し、シニアが活躍できる現場づくりに生かす方針だ。4月からは役職定年の延長制度や、専門能力にたけたシニア社員に年俸+αの報酬を支給するシニアマスター制度も運用する。ベランの力をうまく引き出せるかどうかは将来の販売力をも左右しそうだ。
 
 
         
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