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【双日】 社会人の基礎 密着伝授 若手教育 指導員、マナーから営業まで

(日経産業新聞 2011年11月25日)

 双日では新入社員全員に1年間、1人ずつ指導員がついて社会人の基礎を教え込む。先輩とコミュニケーションを深めながら、早期の自立と活躍を促す狙いだ。海外駐在など若手でも重要な仕事を任せるのが同社の方針。そんな人材の早期育成に一役買っている。双日が指導員制度を始めたのは、日商岩井とニチメンの合併で双日が誕生した2004年。07年に本格運用を始めた。入社5年目から12年目の先輩が直接指導する。担当の指導員を置くことで、コミュニケーションが円滑になり、一体感も醸成できる。最近の若者は成長意欲やキャリア志向が特に強い。将来の目標と日々の業務のギャップを埋める役割も期待する。同社は今年から、指導員制度を機能させる工夫も始めた。半年後、新入社員と指導員にそれぞれ、新人の仕事振りを評価する調査を実施した。すると、新人ができていると思うほど、指導員は評価していない傾向がわかった。双日の若手教育は指導員制度だけではない。去年から社内の人間関係作りのため、新入社員は原則全寮制にした。また去年から、新人研修で「プチ修羅場」を体験するグループワークを取り入れた。3日間の合宿で課題を与え、グループで解決策を考える際、何度もダメだしをする厳しい上司役を設定。徹底的に追い詰め、学生気分の甘さを吹き飛ばす。「社会人になったという自覚と意識改革が狙い」(池本氏)でほぼ全員が泣くという。
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