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医療機関の風土改革
スタッフ意識改革ミーティング

~「スタッフ参加型経営」で業績UP!!~

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 人は、人から言われた目標に対してはどうしても「やらされ感」を持ってしまうもの。「言われたからやろう…」というマイナスな思考のもと実行し、またそれが失敗に終わったときには、「目標自体が悪かったのでは?」「あの人が言った方法がまずかったのでは?」と、できない理由を自分以外のものに求めてしまいます。

 けれども、目標ややり方を自分で決めた場合はどうでしょう。結果が出ればやる気につながり、出なかったときには「なぜうまくいかなかったんだろう」と考え、結果を出そうと努力します(だって、自分が決めたことなので、失敗したくない!)。また、「どうしたらうまくいくと思いますか?」と一言投げてあげるだけで解決策を探し始めます。

 同じ「仕事」をするにも、上から言われてやるのと、自分で決めて実行するのとでは、仕事へのモチベーション、結果への意識、実行したあとの達成感が全く違ってくるのです。

本メニューでは、
1.スタッフ自身が解決策を考え、改善目標(数値目標が望ましい)を立てる
  (目標はもちろん、クリニックの目標と一致していることが前提!)
2.自分たちの立てた目標に対して、自分たち自身で計画を立て、実行する
3.一定期間の進捗・達成度合いを自分たちで把握・「見える化」し、
  (仮説を立て、計画)→(実行)→(検証)→(再実行)サイクルをまわす
というステップをふみます。
数回のミーティングを経ることで、
1.言われないとやらないスタッフ、言われたことをただやるだけのスタッフから、
  自分自身で考え行動できるスタッフへ!
2.同じ目標に向かって、一緒に働くスタッフ間の一体感が醸成!
3.P→D→C→Aサイクルを自分達で回せる組織に!
という変化がみられ、スタッフの意識は必ず変わってきます。

 このメニューの最終ゴールは、「スタッフ参加型経営」。スタッフ全員に経営参画意識を持ってもらうことです。そのためには、経営的観点のみからの呼びかけでは不十分。「患者さんのためになる」「医療の質の向上につながる」といった医療従事者の心に訴えかけ、やる気を引き出すアピール術と、計画を実行する過程をスタッフ自身が楽しめるような工夫が必要になってきます。
 また、ミーティングの実施そのものよりも、その後の進捗管理が重要! 2回目以降のミーティングのなかで、壁にぶつかった時の解決策の導き出し方を紹介し、「問題解決型思考」を身につける実践型トレーニングを行います。

スケジュール
事前にヒアリングをさせていただき、貴院にあったスケジュールを作成いたします。
(例)
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※問題点
まずは、「今一番改善しないといけない問題点」を見極めます。
決定は、

 (1)院長先生に決定していただく
 (2)スタッフから出してもらう
 (3)弊社が現場チェックを行い、問題点を提案する

の3つの方法から選択していただきます。

※改善目標
上記問題点に対して、「どの数字がどうなれば改善できたといえるか」という客観的な数値目標を立てます。
(例:新患数、外来延べ患者数、診療単価、患者満足度アンケートの結果、クレーム数など)

金額 70,000円~(税抜)
人数、スケジュール等に応じ設定いたします。
お見積もりはもちろん無料ですので、まずはご相談ください。




【事例紹介】福岡市内の内科クリニック (看護師2名、医療事務2名)

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事項 内容



1)日常業務の棚卸しをし、
 業務フロー等を書き出してもらうことで、
 自分たちのやっている仕事を客観的に見てもらう

※日頃の業務で気になっている点、患者さんからのクレームが起こる点、上司から指摘を受ける点などを挙げてもらう
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2)上記2つの視点で、各自意見を出す

※全員が平等に意見が出せるよう、付箋を使い、全員から平等に意見を収集。
ブレーンストーミング(他者の意見を否定しない)をルールとし、できるかぎり多くの意見を出してもらう。
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3)出た意見を分類

※すぐにできることか、検討が必要か、
 重要度は高いか、低いか、などの視点から、
 出てきた意見(改善案)を分類
(特に、重要度に関しては、責任者(院長先生)
 のご意見を必ずいただきます。)
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4)これから実行していく項目と担当者を決定
 シートに実行計画(スケジュール)を立てる

※全体スケジュールと
 個人スケジュールを立てます。
 全体スケジュールは、スタッフが
 日頃、目にする場所に掲示しておきます。
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5)計画の進捗管理 (軌道修正、進めていく中での意見収集)
 1ヶ月に1回(月1のミーティングの時間を使って)
 現場チェック(チェックシートにもとづき、弊社が抜き打ちチェック!!)

6)結果の把握
 患者さんへのアンケート結果、残業時間の公表


<1回目のミーティングで出てきた問題点と改善案(行動計画)>(一部)
問題点 改善案(行動計画)
待ち時間についての問い合わせが多く、作業中断の原因になっている 待っている患者さんの数を受付に表示
新患と再診を都度確認しないといけない 受付表の変更
1日に2回、(おつりのための)金種両替に行く日がある

(1人が両替に行っている間、受付が1名体制になり、受付・会計の流れが滞る)
会計場所の下にポスター掲示
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受付~診察~会計の流れが、患者さんにとってわかりづらい
(中待合室に呼ばれたら診察が始まると思っている患者さんがいる等)
受付から会計までの流れを患者さんに周知する。朝、ドア前に並んでいる患者さんに見ていただけるようポスター(受付~会計の流れを説明したポスター)を入口ドアに貼る
カルテを探すのに時間がかかる カルテの再整理:インデックスを作成し、探しやすくする
看護師とのやり取りの中で、カルテ処理済と未処理がわからなくなることがある 書類の流れの明確化:カルテBOXを設置し、処理済と未処理がわかるようにする
忙しいときの業者対応に困る 業者さん用の受付を作る
問診表の内容が古い 問診表の見直し(院長先生に確認)

3回のミーティング終了後の感想
  • これまで毎月のスタッフミーティングでは、スタッフからの意見を引き出せず、頭を悩ませていたが、3回のミーティングをとおして、ミーティングの進め方(意見の引き出し方)について学ぶことができた。【看護師、主任】

     
  • 初めは何を指導されるのだろうと不安だったが、終わってみるととても充実した時間だった。結果がすぐには数値に現れなかったけれど、2回目のミーティング後から少しずつ結果が見えはじめ、スタッフ全体の意識が変わってきたように思う。【医療事務、入社4年目】

     
  • 事務と看護の連携で手間取っていた部分が解消された。これまで、言いたいことをうまく伝える方法もわからず、そういう場もなかったので、このようなミーティングを経験して仕事がしやすくなった。【看護師、入社3年目】

     
  • 入社して1年経ち、ちょうど業務に慣れてきたタイミングで、日常業務についての見直しができ、自分の仕事に対する気持ちの持ち方を改めて考えるいい機会になった。【医療事務、入社2年目】

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